足立区議会 2022-12-02 令和 4年 第4回 定例会-12月02日-02号
前回質問で、「子育て罰」の書を引用しましたが、学齢期の子を持つ親たちから、「政府のいう子育て支援は理不尽」、「国の子育て支援策が少子化に拍車を掛けているのでは」、「日本は子どもをつくることが歓迎されていないと感じる」、「とても2人目は無理」と、現状を嘆く声がたくさん上がっています。 所得が一定ある子育て層からも選ばれる自治体にならなければならないのではないか。
前回質問で、「子育て罰」の書を引用しましたが、学齢期の子を持つ親たちから、「政府のいう子育て支援は理不尽」、「国の子育て支援策が少子化に拍車を掛けているのでは」、「日本は子どもをつくることが歓迎されていないと感じる」、「とても2人目は無理」と、現状を嘆く声がたくさん上がっています。 所得が一定ある子育て層からも選ばれる自治体にならなければならないのではないか。
当区の子どもの貧困対策の学識も務められ、内閣府「子どもの貧困対策に関する有識者会議」の構成員を務める末冨芳教授は、著書「子育て罰」の中で、「私自身も『子育て罰』の被害者だ」と、大学教授という賃金水準が保障されている立場でも、高い保育料、少ない児童手当や介護などで家計が苦しい状況を経験したと訴えられます。
子どもを産めば産むほど負担が重くなる事態は、今や「子育て罰」だと言われている。繰入金が2億円マイナスとなった中で、多子世帯の負担軽減を検討していないのは、市民の暮らしを支え、セーフティーネット機能を果たす自治体の役割放棄である。 市民の負担増に反対し、今後の市の負担増にもつながりかねない都道府県単位化にも賛成しかねる立場から、本決算認定に反対する。
子どもを産めば産むほど負担が重くなる事態は、今や「子育て罰」だと言われている。繰入金が2億円マイナスとなった中で、多子世帯の負担軽減を検討していないのは、市民の暮らしを支え、セーフティーネット機能を果たす自治体の役割放棄である。